時間と価値

上場企業ベースで見ると、日本はなんだかんだいっても景気は回復期にあり、トヨタのようにいよいよ世界一になろうとしているところもまで出てきています。
一方で
「売り手市場なはずなのに」
でも書きましたが、
「実感の無い景気回復」
がいわれています。
個人的には当面日本は構造的にこの「実感の無い景気回復」からは抜けられないのでは? と思っています。
少なくとも企業ベース(いわゆる連結ベース)と個人ベースとでその景気感は一致することは当分無いのだろうと。
今、日本の景気を引っ張っているのは前述のトヨタのような外需で連結ベースの業績を伸ばしているところであり、多くは製造業であり輸出関連企業ということですから、自動的に国際的なコスト競争に晒されているわけで、当然国内給与にその業績をそのままは反映しにくいことになるのが当然なのでは、と思っているわけです。
こうした製造業は本質的には
「時間単位の効率とその総量」
(1人が1時間でxxx個製造でき、そのラインをxxx個持って製造してる)
でその業績を図る構造ですから、(一定以上の品質で)作れれば、どうしても賃金水準の低い国へ工場移転をしたほうが儲かりやすく、国内で作るにしても給与面では海外工場の水準に引きずられやすいのだろうと想像できます。
とすると、日本の給与を上げるには、
「他では出来ないほど効率的に製造する」
か
「他では創れない価値を創造する」
以外には無いように思います。
.... ゲームって二つ目に該当するような気がしませんか?
アニメもそうでしょう。あるいは音楽、映画なども可能性は十分にあるわけです。
いいもの創って海外へ出せばいいわけです。
賃金の安い国で同じ1000時間かければ同じものが出来るわけではないからです。
それほど大きな国でもない、資源も豊富なわけではない国ですから、人的資源を付加価値、というより、"独創的価値"を生み出すところへ振替えていくしかないように思います。
書くほどにだんだん大きな話になってしまいましたが、だれも給与が上がってほしいと思っていると思います。
ぜひ独創的価値を生み出す側に回ってみませんか?
(つまりは、うちに来てみませんか、ってことです...)
... ここのところ出張などもあり、しばらく更新できませんでした。
また、復活していきたいと思います。
エンタドライブ株式会社
代表取締役 久永智之
